「クリスチャン・カウンセリング」は傷ついている人がキリストのために生きることができるよう、その人の目をキリストに向けさせ、キリストに対する深い信頼と愛と礼拝を育むような会話です。このような、聖書に根ざし聖霊に拠り頼んだ、愛と知恵に満ちた会話を通して傷ついた人を導き支えるのがクリスチャン・カウンセリングです。
「クリスチャン・カウンセリング」の特徴
- 私たちは、神によって与えられた聖書は、正しく解釈されるとき、生きるために十分であると信じます。すなわち聖書はキリストの必要性を理解するために必要なすべての知識を啓示し、どのようにすれば主を喜ばせ、順境であろうと逆境であろうと神を敬う生き方をすることができるかを啓示すると信じます。そして何よりも、聖書はキリストの麗しさを啓示し、信仰者が喜びにあふれて神を礼拝する励ましとなると信じます。このような礼拝は、クリスチャンの真の成長と変化の鍵です(IIコリント3:18)。
- 聖書はまた、科学や歴史に関する主張も含め、あらゆる真理の主張を評価するための、権威ある基準であると信じます。その結果私たちは、聖書本文の適切な解釈と矛盾する、前提や原理、方法論を使用する、いかなるカウンセリング理論も否定します。
- 私たちは、真の心の変化は聖霊の働きに完全に依存していると信じます。また、真の心の変化が起こるためには、互いを築き上げる信仰者の共同体が必要であると信じます。
- 聖書に基づいたカウンセリングをするためには祈りを大切にし、神に拠り頼み、みことばに精通し、人に奉仕をするとはどういうことかをよく理解していることが不可欠であると信じます。