限りなく強く優しい二つの真理

3月11日 第71日

ジョン・パイパー(著者) 、楠 望(翻訳) - 2024年 03月 11日  - 

「わたしは後のことを初めから告げ、『わたしの計画は成就し、わたしの望むことをすべて成し遂げる』と言う。」

(イザヤ書46:10)

「主権(sovereignty)」という言葉は、実は聖書には出てきません(「三位一体」という言葉と同じです)。しかし神は、最大規模の国際的陰謀から、森の中の小鳥が地に落ちることまで、この世界の究極的な支配者であられることを表現するために、この言葉は用いられています。

聖書ではこのように表現されます。「わたしが神である。ほかにはいない。……『わたしの計画は成就し、わたしの望むことをすべて成し遂げる』」(イザヤ書46:9-10)。「[神]は、天の軍勢にも、地に住むものにも、みこころのままに報いる。御手を差し押さえて、『あなたは何をされるのか』と言う者もいない」(ダニエル4:35)。「しかし、みこころは一つである。だれがその御思いを翻せるだろうか。神はご自分が欲するところを行われる。神は、私について定めたことを成し遂げられる」(ヨブ23:13-14)。「私たちの神は 天におられ / その望むところをことごとく行われる」(詩篇115:3)。

この教理をクリスチャンが尊く思えるのは、神を信じる者に対して、神は憐れみと優しさを惜しまず与えてくださることを私たちが知っているからです(エペソ2:7; 詩篇37:3-7; 箴言29:25)。神の主権は、私たちに対する神の意図が行き詰まることはないことを意味します。失敗はありません。

「神を愛する人たち」そして「神のご計画にしたがって召された人たち」には、最も深く、高く、長く続く益に働くほかは、何も、一切、災いが降りかかることはありません(ローマ8:28; 詩篇84:11)。

私がよく、神の憐れみと主権は私の人生の二つの柱である、と言うのはこのためです。私の将来の希望、奉仕の力の源、私の神学の中心、結婚生活の絆、あらゆる病気に対する最善の薬、そしてあらゆる失望に対する解決策が、ここにあります。

そして私が生涯を終えるとき(いつそのときが来るかわかりませんが)、この二つの真理は、私の死の床に立ち、限りなく強く、限りなく優しい御手となって、私を神のもとへと引き上げてくれるでしょう。

 聖書 新改訳2017©新日本聖書刊行会

THIS ARTICLE HAS BEEN TRANSLATED AND USED WITH PERMISSION FROM DESIRING GOD. THE ORIGINAL CAN BE READ HERE, Two Infinitely Strong and Tender Truths.
この記事は「DESIRING GOD」から許可を得て、英語の原文を翻訳したものです。原文はこちらからご覧いただけます: Two Infinitely Strong and Tender Truths