確証:福音の生活

1月2日 第6日

江口麻子(著者) - 2024年 01月 02日  - 

ですから私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、折にかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。

(ヘブル人へ手紙4:16)

福音は、クリスチャンになるときにだけ必要なのではありません。福音は、毎日私たちに必要なものです。1日30分のデボーションの時だけ必要なのではなく、毎時・毎分・毎秒にわたり必要です。今日は、イエス様の福音が私たちの生活においてどのように働いてくださるのかを共に考えてみたいと思います。

人から見下され、価値ないもののように扱われた―

私と同じように見下され、さげすまれたイエス様は、私によりそい、同情してくださる。さらに、私にイエス様と同じ勝利を与えてくださる

大切なものを失い、悲しみに暮れている―

イエス様は悲しみを知っておられる方。私の一つひとつの涙の意味を知ってくださり、私と一緒に泣いてくださる

誰からも愛されず、誰からも気にかけてもらえないように感じる―

世の終わりまで私と共にいると約束してくださった方が、今も生きて、私を愛し、私を見てくださっている

恨み、悪口、聖さのない行い、神と人を傷つけた罪悪感で苦しく恥ずかしい―

イエス様が十字架にかかられたのは、私のすべての罪を代わりに背負い、罰を受けるため。その裁きを苦しみの中で完了してくださいました。私の受けるべき裁きはもうないのです。

イエス様は私を正しい人としてくださり、神の子としてくださいました。さらに、私に良い行いを選択する自由を与えてくださっています。罪に「NO」と言える自由です。私のうちには、イエス様のうちにおられる聖霊と全く同じ霊が住んでおられるからです。

ですから、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。私たちは、イエス様からあわれみを受け、赦しという恵みをいただくことができます。この堕落した世界で歩む助けが与えられ、良い行いをするための力を豊かに頂くことができます。

祈祷

神様、弱さに同情してくださるあなたに、私は私の弱さを打ち明けます。どうか私にあわれみを注いでください。私の罪は、イエス様が私の代わりに十字架で引き受けてくださったこの恵みに感謝します。私に必要な助けは、必要なときに必要なものをあなたが与えてくださることを信じます。今の私の必要を満たしてください。アーメン

聖書 新改訳2017©新日本聖書刊行会