神に熱心に 真理に熱心に

1月11日 第11日

ジョン・パイパー(著者) 、楠 望(翻訳) - 2024年 01月 11日  - 

彼らのうちに不真実な者がいたなら、その不真実は神の真実を無にするのでしょうか。決してそんなことはありません。たとえすべての人が偽り者であるとしても、神は真実な方であるとすべきです。『それゆえ、あなたが告げるとき、あなたは正しくあられ、さばくとき、勝利を得られます』と書いてあるとおりです。」

(ローマ人への手紙3:3-4)

真理に関する追求は、神についての事柄に関心を持つことから必然的に生れます。もし神が存在されるなら、神はすべての物事の基準であり、神がすべての物事について考えることは、私たちの考えの基準であるべきです。

真理に関心を抱かないのは、神に関心を抱かないのと同じです。神を熱心に愛することは、真理を熱心に愛することです。人生において神を中心とするなら、ミニストリーにおいても真理によって動かされることを意味します。真実でないことは、神に属しません。

神と真理に関する次の4つのカテゴリーの聖句について、思い巡らしてみましょう。

  1. 神は真理である

ローマ人への手紙3章3-4節(父なる神):「彼らのうちに不真実な者がいたなら、その不真実は神の真実を無にするのでしょうか。決してそんなことはありません。たとえすべての人が偽り者であるとしても、神は真実な方であるとすべきです。」

ヨハネの福音書14章6節(子なる神):「イエスは彼に言われた。『わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。』」

ヨハネの福音書15章26節(霊なる神):「わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち、父から出る真理の御霊が来るとき、その方がわたしについて証ししてくださいます。」

  1. 真理を愛さないことは永遠の損失である

テサロニケ人への手紙第二2章10節:罪人が滅びるのは、「自分を救う真理を愛をもって受け入れなかったからです。」

  1. クリスチャン生活は真理の知識に基づく

コリント人への手紙第一6章15-16節:「あなたがたは知らないのですか。あなたがたのからだはキリストのからだの一部なのです。それなのに、キリストのからだの一部を取って、遊女のからだの一部とするのですか。そんなことがあってはなりません。それとも、あなたがたは知らないのですか。遊女と交わる者は、彼女と一つのからだになります。」

  1. キリストのからだは愛にある真理によって建て上げられる

コロサイ人への手紙1章28節:「私たちはこのキリストを宣べ伝え、あらゆる知恵をもって、すべての人を諭し、すべての人を教えています。すべての人を、キリストにあって成熟した者として立たせるためです。」

どうか神が私たちを、神に対して熱心に、真理に対して熱心にさせてくださいますように。

 聖書 新改訳2017©新日本聖書刊行会

THIS ARTICLE HAS BEEN TRANSLATED AND USED WITH PERMISSION FROM DESIRING GOD. THE ORIGINAL CAN BE READ HERE, Passionate for God and Truth.
この記事は「DESIRING GOD」から許可を得て、英語の原文を翻訳したものです。原文はこちらからご覧いただけます: Passionate for God and Truth