神に召されたなら、保たれる

3月30日 第90日

ジョン・パイパー(著者) 、楠 望(翻訳) - 2024年 03月 30日  - 

主はあなたがたを最後まで堅く保って、私たちの主イエス・キリストの日に責められるところがない者としてくださいます。神は真実です。その神に召されて、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられたのです。

(Iコリント人への手紙1:8-9)

イエスが来られるまで、あなたの信仰が保たれると何によって確信を得ていますか?

永遠の信仰の保持を信じるか、ということではありません。どのようにその確信を得ているか、という問題です。

信仰の堅忍は、私たち自身の決意が信頼できるものかどうかで左右されるのでしょうか? それとも、「私たちを信頼させ続ける」神の働きで決定づけられるのでしょうか?

神は真実であり、神はご自分で召された者を永遠に保ってくださるというのは、大いなる、素晴らしい聖書の真理です。永遠に至るまで保たれる、という確信は、私たちが「信頼し続ける」ために必要なことは何でも神がしてくださるという確信でもあります。

永遠への確信は、神が今も、私たちが信頼するよう保ってくださるという確信に他なりません。しかし神が召された人にとっては、永遠への確信は非常に大きなものです。

神の召しと神による信仰の堅忍が結びつけられている箇所を、3つ紹介しましょう。

  1. 「主はあなたがたを最後まで堅く保って、私たちの主イエス・キリストの日に責められるところがない者としてくださいます。神は真実です。その神に召されて、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられたのです」(Iコリント1:8-9)
  2. 「平和の神ご自身が、あなたがたを完全に聖なるものとしてくださいますように。あなたがたの霊、たましい、からだのすべてが、私たちの主イエス・キリストの来臨のときに、責められるところのないものとして保たれていますように。あなたがたを召された方は真実ですから、そのようにしてくださいます」(Iテサロニケ5:23-24)。
  3. 「イエス・キリストのしもべ、ヤコブの兄弟ユダから、父なる神にあって愛され、イエス・キリストによって守られている召された方々へ。あわれみと平安と愛が、あなたがたにますます豊に与えられますように」(ユダ1-2)。(以下の箇所でも同じ約束が見られます・ローマ8:30; ピリピ1:6; Iペテロ1:5; ユダ24。)

神の「真実」が、神によって召された者を、必ず、永遠に堅く保ってくださいます。

 聖書 新改訳2017©新日本聖書刊行会

THIS ARTICLE HAS BEEN TRANSLATED AND USED WITH PERMISSION FROM DESIRING GOD. THE ORIGINAL CAN BE READ HERE, If He Calls, He Keeps.
この記事は「DESIRING GOD」から許可を得て、英語の原文を翻訳したものです。原文はこちらからご覧いただけます: If He Calls, He Keeps