5月10日 第131日
ジョン・パイパー(著者) 、楠 望(翻訳) - 2024年 05月 10日 - この記事は約2分で読めます。
「神が初めに、どのように異邦人を顧みて、彼らの中から御名のために民をお召しになったかについては、シメオンが説明しました。」 (使徒の働き15:14)
「神が初めに、どのように異邦人を顧みて、彼らの中から御名のために民をお召しになったかについては、シメオンが説明しました。」
教会の宣教を促すうえで、神の御名の重要性、すなわち神の名声を、過度に強調しすぎることは決してありません。
ペテロは、使徒の働き10章に描かれるきよくない動物の幻と、ユダヤ人だけでなく異邦人にも福音を伝えよとの神からの語りかけによって、世界観がひっくり返されました。ペテロはエルサレムに戻り、使徒たちに異邦人への伝道は、神の御名に対する熱心だと伝えます。このことを私たちが知ることができるのは、ヤコブがペテロの語ったことをこのようにまとめているからです。「兄弟たち、私の言うことを聞いてください。神が初めに、どのように異邦人を顧みて、彼らの中から御名のために民をお召しになったかについては、シメオンが説明しました」(使徒の働き15:13-14)。
ペテロが、神の目的はご自分の御名のために民を集めるためであると言ったのは、驚くようなことではありません。主イエスはペテロに、その数年前、痛みを伴う忘れられない教訓を与えておられたからです。
覚えているでしょうか。金持ちの青年がイエスに従わず離れていった後、ペテロはイエスにこう言いました。「ご覧ください。私たちはすべてを捨てて、[あんな金持ちのようではなく]あなたに従って来ました。それで、私たちは何をいただけるでしょうか」(マタイ19:27)。イエスはやさしくペテロを叱り、人の子の御名のために生きるなら究極的には犠牲にするものは何もないことを、実質的に告げられます。イエスはこう言われました。「わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子ども、畑を捨てた者はみな、その百倍を受け、また永遠のいのちを受け継ぎます」(マタイ19:29)。
真理は明確です。神は、全能なる喜びをもって、ご自分の御名のためにすべての部族、言語、民族、国民の中から、民を集めるという世界規模の目的を実行しておられるのです(黙示録5:9; 7:9)。国々のあいだでご自分の御名がたたえられることを、神は限りなく熱心に求められます。
ですから、私たちが主と一致する思いを掲げ、神の御名のために、自分の世的な名声や安心を放棄し、神の地球規模の目的に加わるなら、神のご自分の御名に対する全能なる誠実は燃える旗のように私たちの前をはためき、たとえ、多くの苦しみを通らなければならないとしても(使徒14:22; ローマ8:35-39)、私たちは決して敗北を味わうことはありません。