5月24日 第145日
ジョン・パイパー(著者) 、楠 望(翻訳) - 2024年 05月 24日 - この記事は約2分で読めます。
神が、御霊による聖別と、真理に対する信仰によって、あなたがたを初穂として救いに選ばれたからです。 (IIテサロニケ2:13)
神が、御霊による聖別と、真理に対する信仰によって、あなたがたを初穂として救いに選ばれたからです。
聖書は、世界の基が据えられる前から(エペソ1:4)、私たちが善も悪も行わないうちに(ローマ9:11)、キリストにある選びがあること——神が私たちを選ばれること——について語っています。すなわち、私たちの選びは、最も厳密な意味で無条件の選びです。私たちの信仰や従順によるものではありません。無償で、まったく受けるに値しない選びなのです。
一方で、聖書の他の多くの箇所では、私たちの最終的な救い(永遠の過去からの選びとは対照的に)が心と生活が変わることを条件とすることが語られています。ここで、疑問が生じます。私たちはどのようにして、永遠のいのちを受け継ぐために必要な信仰ときよさの堅忍を確信することができるのでしょうか?
その確信は私たちの選びに根差している、というのがその答えです。ペテロの手紙第二1章10節には、このようにあります。「自分たちの召しと選びを確かなものとするように、いっそう励みなさい。これらのことを行っているなら、決してつまずくことはありません。」 神による選びは、私を救うという神の約束の土台です。したがって、その選びの恵みが始めたわざを、神は聖化の恵みによって私のうちに働かせることを保証してくださいます。
これが、新しい契約の意味するところです。イエスを信じる人は誰でも、新しい契約の受益者として保証されます。それはイエスが、ルカの福音書22章20節でこう言っておられるからです。「この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による、新しい契約です。」 つまり、わたし[イエス]の血によって、わたしのものであるすべての人に新しい契約を保証する、と言っておられるのです。
新しい契約では、神はただ従順を命じるだけでなく、従順を与えられます。「あなたの神、主は、あなたの心と、あなたの子孫の心に割礼を施し、あなたが心を尽くし、いのちを尽くして、あなたの神、主を愛し、そうしてあなたが生きるようにされる」(申命記30:6)。「わたしの霊をあなたがたのうちに授けて、わたしの掟に従って歩み、わたしの定めを守り行うようにする」(エゼキエル36:27; 参照・11:20)。これらは新しい契約の約束です。
選びは、これを神の民のために行うという、神の永遠の約束です。ですから、選びは信仰によって神が義と認めた人たちには、さらに神が栄光を与えられることを確信させます(ローマ8:30)。これはつまり、栄化に必要なすべての条件を与えるために、神が間違いなく私たちのうちに働いてくださることを意味するのです。
選びは、救いの確信の最終的な根拠です。なぜなら、選びは神が救ってくださるという約束であり、その救いに必要なすべてを可能にするという神の約束でもあるからです。