7月16日 第198日
ジョン・パイパー(著者) 、楠 望(翻訳) - 2024年 07月 16日 - この記事は約2分で読めます。
恐れおののいて自分の救いを達成するよう努めなさい。神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。 (ピリピ人への手紙2:12-13)
恐れおののいて自分の救いを達成するよう努めなさい。神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。
ここでの決定的な働き手は、神です。自分の救いを達成するよう努めなさい……神があなたのうちに働き、志と行いを与えてくださるから、です。神が志し、そして神がご自分のみこころのままに、事を行わせてくださるのです。しかし、このことを信じることでクリスチャンが受け身になるのではありません。むしろ希望を抱かせ、活力と勇気を与えます。
私たちの特別な働きには、日々なすべき仕事があります。パウロはその働きに励むよう命じています。しかしパウロは、神が与えてくださる力によって働く方法を教えています。それは、神を信じることです! 今日も神はみこころのままに、あなたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるという約束を信じましょう。
神ご自身が、恵み深くその日その日に働かれ、私たちの現在の体験として将来の恵みの約束をもたらしてくださるのです。パウロが目を向けるのは、私たちがいかにして自分の救いを達成したかという、過去の恵みに対する感謝ではありません。私があえてこのことを言うのは、従順の動機が何かと尋ねるとき、あまりに多くのクリスチャンが「感謝」と答えるからです。しかし、パウロが私たちの働きの動機や力について語るときに強調しているのは、感謝ではありません。パウロは、神がすでにされたことだけでなく、これから成し遂げてくださることへの信仰に目を向けます。自分の救いを達成しなさい……なぜでしょうか? どうやって達成するのですか? 答えは、すべての瞬間に新しい恵みが神から与えられるからです。神は、あなたが志を立て、事を行うとき、いつもその志と行いのうちに働いておられます。今から一時間、または千年に至るまでも、何かに挑戦するときにこのことを信じてください。
将来の恵みの約束は、生けるキリストの力です。この先訪れるであろう将来のすべての瞬間に、その力が私たちのために働いています。ですからパウロは、彼とともにある神の恵みの力についてこのように説明しています。「私は、異邦人を従順にするため、キリストが私を用いて成し遂げて下さったこと以外に、何かをあえて話そうとは思いません。キリストは、ことばと行いにより……それらを成し遂げてくださいました」(ローマ15:18-19)。
ですから、キリストが自分の宣教を通して成し遂げてくださったこと以外は話すつもりはないと言いつつ、しかし実際は、その宣教を通して恵みが成し遂げたことを語っているということは(Iコリント15:10)、恵みの力はキリストの力であることに他なりません。
つまり、今から五分間、そしてこれからの50年間の宣教の働きに必要な力は、私たちといつもともにおられる、全能のキリストの将来の恵みなのです。キリストは、みこころのままに、私たちのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださいます。