キリストを証しする力

7月17日 第199日

ジョン・パイパー(著者) 、楠 望(翻訳) - 2024年 07月 17日  - 

使徒たちは、主イエスの復活を大きな力をもって証しし、大きな恵みが彼ら全体の上にあった。

(使徒の働き4:33)

もし私たちの宣教が、明日、共感を得難い状況でキリストを証ししなければならないなら、重要なのは私たちが優秀であることではありません。豊かな将来の恵みこそが、重要となるでしょう。

使徒たちなら、助けがなくとも、復活されたキリストについて誰よりも説得力のある証しをすることができそうに思えます。彼らは三年間キリストとともに過ごし、キリストが死なれるのも目撃しました。十字架の死からよみがえられた後も、その姿を見たのです。使徒たちの証しの武器庫には、「数多くの確かな証拠」がありました(使徒1:3)。おそらくあなたも、その時代の使徒たちの証しによる宣教は、他の誰よりも、未だ記憶に新しい過去の栄光の力によって自らを確立させていたのだろうと考えるかもしれません。

しかし、使徒の働きはそのように語っていません。誠実で効果的な証しの力は、恵みの過去の思い出からのみ来たのではなかったようです。むしろ、証しの力は、新しく与えられる「大きな恵み」によるものでした。「大きな恵みが彼ら全体の上にあった。」 それはどの使徒にも起こったことであり、また私たちの証しの宣教においても起こることです。

私たちがキリストについて証しするとき、神がその証しを拡大するために何らかのしるしや不思議なわざを示される場合、それはステパノに起こったのと同じように起こります。「さて、ステパノは恵みと力に満ち、人々の間で大いなる不思議としるしを行っていた」(使徒6:8)。そのとき、ステパノが必要であった恵みがすべて、最終的に死に至るために必要な恵みまでもが、神から注がれていました。

宣教の特別な必要における危機の中で、私たちが託すことのできる、常軌を逸する将来の恵みと力というものがあります。それは、神が「恵みのことばを証しされ」るための、新しい力のわざです(使徒14:3; ヘブル2:4参照)。注がれ続ける恵みの力は、与えられ続ける真理の恵みを証しします。

聖書 新改訳2017©新日本聖書刊行会

THIS ARTICLE HAS BEEN TRANSLATED AND USED WITH PERMISSION FROM DESIRING GOD. THE ORIGINAL CAN BE READ HERE, The Power to Profess Christ .
この記事は「DESIRING GOD」から許可を得て、英語の原文を翻訳したものです。原文はこちらからご覧いただけます:The Power to Profess Christ .