「ヤハウェ」の10の意味

8月5日 第218日

ジョン・パイパー(著者) 、楠 望(翻訳) - 2024年 08月 05日  - 

神はさらにモーセに仰せられた。「イスラエルの子らに、こう言え。『あなたがたの父祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、が、あなたがたのところに私を遣わされた』と。これが永遠にわたしの名である。これが代々にわたり、わたしの呼び名である。」

(出エジプト記3:15)

神の名前は、英語の聖書ではほとんどの場合LORD(すべて大文字、日本語では太字で「」)と訳されています。しかし、元のヘブライ語では「ヤハウェ(Yahweh)」と表記され、これは「わたしはある(I am)」という言葉に基づいています。

ですから、ヤハウェという言葉を聞いたり、聖書にという表記を見たりするたびに、私たちは、これは「わたしはある」という言葉から成る神の正式名称であり(「ペテロ」や「ヨハネ」のように)、神は絶対的なお方であることを思い起こさせる名前なのだと心に留めるべきです。

ヤハウェという名前、「わたしはある」という名前から、神について少なくとも10のことがわかります。

  1. 神には始まりがありません。よく子どもが、「神さまを造ったのは誰?」と聞きますが、知恵ある親はこのように答えます。「神さまを造った人はいないんだよ。神はただ、神であられるお方だ。過去も、ずっと。始まりがないんだよ」
  1. 神には終わりがありません。神は、あるときから存在し始めたのではありませんから、存在し終えることもありません。神は、神ご自身がその存在そのものです。
  1. 神は絶対的な現実です。神の存在以前に現実はありません。神の外側にも、神がそれを望んだり創造したりされない限り、現実はありません。神は、唯一永遠に存在するお方です。宇宙も、空虚さえもないときから、神だけが存在しておられました。
  1. 神はまったく何ものにも支配されません。神は、存在するため、ご自分を支えるため、ご自分を助けるため、ご自分を造るために、何にも頼る必要がありません。
  1. 神以外のすべてのものは、完全に神に頼っています。宇宙にあるすべてのものは、まったくもって派生的な存在です。すべては神によって存在するようになり、それを存在させ続けるという神の決断によって、存在し続けています。
  1. 全宇宙は、神に比べれば無に等しい存在です。他に依存して存在する現実は、絶対的で独立した現実に対して、実体に対する影のようなものであり、雷鳴に対するこだまのようなものです。この世界や銀河の中で、私たちが驚くものはすべて、神に比べれば無に等しいのです。
  1. 神は不変です。神は昨日も、今日も、永遠に変わることがありません。神はより良くなることもありません。神は別の何ものにもなりません。神は、神であられるままのお方です。
  1. 神は、真理と、善と、美との絶対的基準です。神が、何が正しいかを知るために調べる律法の書はありません。事実を証明するための年鑑もありません。何が優れていて、何が美しいかを決める組合もありません。神ご自身が、何が正しく、何が真実で、何が美しいかの基準です。
  1. 神は、ご自分のみこころにかなうことを行われます。それは常に正しく、常に美しく、常に真理と一致します。神以外の現実はすべて、神が造り、設計し、絶対的な現実として治めておられます。ですから神は、ご自分のみこころによる計画に由来しない、いかなる束縛からも完全に自由です。

神は、この宇宙の中で、最も重要で最も尊ぶべき現実であり存在です。神は、宇宙全体を含める他のあらゆる現実よりも、私たちの興味を注ぎ、目を向け、崇め、楽しむ価値のあるお方です。

聖書 新改訳2017©新日本聖書刊行会

THIS ARTICLE HAS BEEN TRANSLATED AND USED WITH PERMISSION FROM DESIRING GOD. THE ORIGINAL CAN BE READ HERE, 10 Things “Yahweh” Means.
この記事は「DESIRING GOD」から許可を得て、英語の原文を翻訳したものです。原文はこちらからご覧いただけます:10 Things “Yahweh” Means.