宣教と恐れ

3月24日 第84日

ジョン・パイパー(著者) 、楠 望(翻訳) - 2024年 03月 24日  - 

彼らの顔を恐れるな。わたしがあなたとともにいて、あなたを救い出すからだ。——主のことば。

(エレミヤ書1:8)

主に仕えるうえで、とくに若い人にとって、大きな障害物となるのは、拒絶と敵対への恐れです。

私たちの言動を好まない人もいるだろう、というさまざまな考えが頭をよぎります。間違うかもしれないし、批判されるかもしれません。

人の抱く恐れは、宣教における大きな妨げです。

そこで神は、恐れるな、と言われます。わたしがあなたとともにいて、あなたを救い出すからだ、と。神の臨在と承認は、人のいかなる褒め言葉よりも価値あるものです。そして神は、いついかなるときも、困難からあなたを救い出すと言ってくださいます。最後には勝利が待っています。あなたは征服者以上の者となるのです。

そして今日も、キリスト・イエスが私たちすべてに同じ約束を与えてくださいます。

  • 「主ご自身が『わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない』と言われたからです。ですから、私たちは確信をもって言います。『主は私の助け手。私は恐れない。人が私に何ができるだろうか。』」(ヘブル13:5-6)
  • 「神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。」(ローマ8:31)

神が若いエレミヤに言われたように、神は今日も、ご自分に仕えるよう召されている若者たちに、さらに若くない私たちにも、こう言っておられます。「まだ若い、と言うな」——または、私はもう年を取りすぎた、〜しすぎた、と言うな(エレミヤ1:7)、と。なぜでしょうか?

  • あなたの人生は揺るぎない神の主権的な目的に根差しているからです。あなたはその大いなる目的のために選ばれ、聖別され、かたち造られ、任命されました。
  • あなたの仕える働き、また語ることばの背後には、あなたの権威ではなく、神の権威があるからです。
  • 神ご自身があなたとともにいて、すべての試練からあなたを救い出してくださるからです。
 聖書 新改訳2017©新日本聖書刊行会

THIS ARTICLE HAS BEEN TRANSLATED AND USED WITH PERMISSION FROM DESIRING GOD. THE ORIGINAL CAN BE READ HERE, Ministry and the Fear of Man.
この記事は「DESIRING GOD」から許可を得て、英語の原文を翻訳したものです。原文はこちらからご覧いただけます: Ministry and the Fear of Man